2人の父

実の父親


今月で、実の父親が亡くなってから、50年が経ちます。

今日、娘と姉とで、お墓参りに行きました。

父が亡くなったのは、私が5歳の時でした。

父は、単身で仕事に行っていて、1か月に1度は帰って来ていたようですが、実家の方に遊びに行くことが多く、あまり家にいなかったと聞いています。

私には、父の記憶があまりありません。
亡くなった時に、母が泣いているのを見て、「なんで泣いているの?」と、聞いたことは覚えています。

私の中の父親は、私の実家にある、写真の中にいる父です。若い頃の写真の中にいる父です。
父の膝の上に座っていたような…。それさえも夢なのかも分かりません。
あまり思い出すこともありません。
思い出があまりにも少なすぎるからです。

どういう人だったかという記憶すらないので、母や、姉から聞いた話の中の人です。

私は、父が亡くなった時の年齢をとっくに越えてしまいました。

亡くなった人が住む世界があって、父がこちらを見ることが出来るなら、私は、父に聞いてみたいです。

私は、どう見えているのかな…。

「おばさんになったなー。」とでも思っているのかな。

50年経っても、まだ亡くなった時のままでいるのかな…。

義理の父

もう一人の父は、旦那さんの父親です。

義理の父は、8年前に亡くなりました。
バイタリティがあって、おもしろい人でした。

よく、新しい事に挑戦していて、よく動く人でした。
義理の父には、父の日のプレゼントというものを初めて渡すことができました。
そして、色んな面白い話をしてくれました。

若い時に、戦争に行って、戻って来てからも、色々と苦労があったと聞きました。
大変な時を生きて来ているから、昔の人達(だいぶ前に若かった人達)は、こころもからだも強いんだなと思います。

十分なお世話もできなかった事を、申し訳なく思っています。


亡くなってからも、今と同じような生活を送ることができているのなら、ふたりとも美味しいものを食べて、楽しく過ごしていて欲しいです。

こころを整える

土に触れる

この年になって、掃除を丁寧にすることが、「こころを整える」ということに、やっと気づくことができた私です。

そして、実はもうひとつ、やる事で「こころが整う」ことがあります。

それは、庭の草取りをする事です。

何も考えずに、黙々と草を抜いていきます。
時には、Youtubeを流し聞いたり、ラジオを聞いたりしながら、笑いながら作業するときもあります。
そんな時に限って、ゆうびんやさん(わたしはそう呼んでいます)が、やってきたりして、こんにちは~と笑ってごまかしたりします。

庭がキレイになるし、こころも“スーッ”とします。

野菜を育てる

野菜を育てるといっても、ほんとに少しだけです。

今までに、夏野菜は、苗を買ってきて挑戦しましたが、上手くいかず、少ししか収穫できませんでした。

なぜか、種から蒔いた小松菜、ほうれん草、インゲンは収穫できました。

今日は、1度収穫して味を占めたインゲンの種を蒔きました。

家庭菜園は去年くらいから始めました。

毎日、水をあげたり、芽が出たり伸びたりするのを確認したり、雑草を抜いたり…
大変ですが、楽しみでもあります。
収穫できたら、食べられますしね。

今からの季節は、虫と、暑さとの戦いになってきます。
できるだけ朝の涼しいうちに頑張りたいと思います。

通信制高校スクーリング

スクーリング

末の娘は通信制高校に通っています。

今日、今年度はじめてのスクーリングでした。自宅からかなり遠い所に学校があるので私が一緒に連れて行っています。
娘が学校に行っている間はショッピングしたりして、時間を潰して待っています。

娘が通っている学校は、通信制でもいろんなコースがありますが、娘は在宅で勉強しています。定期的に学校にスクーリングに通って、単位を取っていく形です。

今年度、3年生になり、進路のことも考えていかなければなりません。

娘は、中学1年生の時から起立性調整障害と診断されています。
朝、なかなか起きれず、学校に行くのが困難になりました。
学校も休みがちになり、教室に入れなくなっていきました。

そして、無理をせずに通うことのできる通信制高校を選択し、受験しました。

通学に時間はかかりますが、学校に行き、教室に入って授業も受けることはできているので、良かったと思っています。

HSPとは?

HSPとは、感受性が強く、環境刺激に敏感で、感情や環境変化に強く影響を受ける特徴があります。

娘の場合は、たくさんの人の中にいると、いろんなことが気になって疲れてしまったり、自分は怒られていないのに、自分が怒られているように感じたり、音や匂いにすごく敏感だったり、周りの人の感情に振り回されて、すごく疲れるようです。

娘の事を考えたり、聞いたりしていると、このHPSということにたどり着きました。

よくよく考えてみると、私にも思い当たる節があるので、自分もそうだったんだなと思います。

それも踏まえて、今からのことを、娘とじっくり考えていきたいと思っています。

ハンドメイド〜作ることの楽しさ〜

はじめてのハンドメイド

私のはじめてのハンドメイドは、中学生の時です。

その当時、サブバッグは学校の指定のものはなくて、エナメルのバッグを持って行っていたのですが、それ以上に荷物が多い時用の布のバッグを作りました。

母親と一緒に試行錯誤して裏地も付けました。自分で作ったというのもあり、お気に入りでした。

大人になってからも、パッチワーク、編み物などいろいろと楽しんできました。

子供が生まれると、子供のものも色々と手作りしました。市販品の方が安くて手間もかからないのですが、自分で材料を探して、デザインを考えて作るのがすごく楽しいんです。

今、考えてみると、子供にとってはその当時流行っているキャラクター物の方が良かったのかもしれませんね。ほんとうに、ただの、私の自己満足です。

子供も小さい頃は、私がなにか作っていると、一緒に作ったりして楽しい時間を過ごせました。

今は、ハンドメイド作家(作家というほどのものでもないかもしれませんが…)としてハンドメイドアプリで商品を販売しています。
時々、子供からのアイデアやアドバイスなども受けるときもありますね。

ハンドメイド作家になろうと思ったいきさつなどは、後で書くことができたらいいなと思っています。

見知らぬ街のだれかの日常に触れる

ハンドメイド作家とは名ばかりで、ほとんど売れないのですが、たくさん素敵な物がある中で、私の作品を目に止めてくださって購入してくださる方がいます。ほんとうに、ありがたいです。

つい先日も購入していただいて、商品のレビューを書いていただきました。

レビューはほんとうに励みになります!

見知らぬ街で、自分の作ったものが、だれかの生活の一部として活かされていると思うと、私も生きる力が湧いてくる気がします。

私も、誰かのお役に立てているのだなと実感ができるのです。

いまさら今になってダメ出しされた事

いまさらダメ出しされた事

私、主婦歴長いです。
でも、掃除、苦手です。
片付けも苦手です。
物が多いと、整理整頓が難しくなってしまいます。

今は、狭い家に4人で住んでいて、(旦那さん、娘2人、私の4人です。)
物が多いと、収納から溢れてきます。
そして物が多いと、掃除もしにくくなります。

いろんな事があり、なかなか気持ちが落ちつかず、やる気が起きない日々が長く続いていたので、苦手な掃除もおろそかになっていました。

その中でも、断捨離をして、長い事使ってない物は処分したり、使えそうなものは、フリマアプリで売ったり。
かなりスッキリしたと思うんですが、家の中の掃除が出来ていない事は自分でも分かっていました。

家族で話をしている時に、話の流れで「掃除できてないよね。」と、ダメ出しされました。自分でも分かっているから何も言えず、いまさら言われたことで、ものすごいこころにダメージが…。


そしていまさら分かった事

旦那さんに言われた時は、自分で分かっていたとはいえ、かなり落ち込んでいたのですが、少しずつ丁寧に掃除をするようにしました。

長い間、ほんとうに何もやる気が起きなくて。
そういう自分に焦って、何かをやらなければならない、そればかりを考えていました。

掃除をしながら、今さらながら気づきました。
家のこともちゃんとできていないのに、何をしようとしてたんだろうと。
今は家のことをする時なんだと。

掃除を丁寧にしていると、そしてキレイになっていくのをみると、気持ちが落ち着いてきました。

今までは、掃除は苦手意識があったので、義務としてやっている感がありました。

今になって、掃除は気持ちを整えるものなんだ!と思えてきたのです!

ここにたどり着くまでの時間。
長すぎましたね〜。

人生、いつまでたっても、成長するものなのですね。

カラフルな魔女

「いちご色」の家に住んでいるカラフルな魔女

カラフルな魔女といえば、魔女の宅急便の作者の角野栄子さんです。

私は、角野栄子さんが大好きです。

もちろん、魔女の宅急便も知っていますし、絵本なども子供が小さい頃は、図書館で借りてきて、読み聞かせをしたりしました。

ても、角野さん本人の事はよく知らなかったんですね。
たまたま、eテレで角野栄子さんの番組があるのを知って、番組を録画して見ていました。
「いちご色」のお家に住み、身につけるものもカラフルで、可愛らしくて。
私の母親と同年代なのに、“スンスン”(私の中では爽快に歩いてるような表現のつもりです)と歩いて散歩をされていて、お召になってるワンピースがまたとてもお似合いで、可愛いらしいんですよ。(私なんかが言うのもなんですが…)

今年の1月に、「カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし〜」という映画が公開されていましたけれど、私は、見に行けませんでした。

角野さんは、幼少期は戦時中だったこともあって、苦労されたそうですが、そこから解放されて自由を手にいれた時、「人と違ってもいい、自分の好きなものを大切にする!自分がなりたい大人になろう!」、そう決意したそうです。

今の角野さんは、ほんとうにそれを貫いて生きていらっしゃると思います。

映画のナレーションでも語られてましたが、「あそぶように暮らし、あそぶように書く」そのままに。


この間、片付けしていた時、1冊のノートが目に留まり、パラパラめくっていたら、15年前に私の書いた文章を目にしたんです。

子供のために生きていく、そのためにがんばる…というような事を書いていました。

15年前と、いま…。

15年、何も変わらずあっという間に過ぎてしまっていたんですね。

今までやってきた事ってなんだったんだろう。良かれと思ってやってきたことは、ただの自己満足ではなかったのか…と、
最近、ほんとうに、その事を考えさせられています。

「子供のためにがんばってる自分」をがんばって見ているだけだったんじゃないかとさえ、思えてきて。

角野さんのように、まずは、なりたい自分とは何なのか、今からでも考えてみたいと思います。

カラフルじゃない魔女

私の母親も、幼少期は戦時中で、戦争後も、大変苦労したと、話をよく聞かされました。長女だったので、まだ若いときから一家の働き手として、家の仕事、製造の仕事などもやったと聞いています。

私の父親は事故のために、41歳でなくなり、それから母は、女手一つで私達兄弟を育ててくれました。
子育ての大先輩です。
私から見た母は、こころもからだも強い人です。
からだも自分で思うように動かせなくなってきてはいますが、元気でいてくれて、少しずつですが、畑仕事をしている姿を見るだけで、私に「元気になる魔法」をかけてくれます。

ぜんぜん、カラフルじゃない、「地味な魔女」ですけども。

50代になって始めたこと

はじめてのInstagram

私は、ハンドメイド作家をしています。

あるサイトで“ほそぼそ”とハンドメイド作品を販売しています。
たくさんの作家さんがいらっしゃるし、素敵な作品ばかりなので、見つけていただくことすらなかなか難しくて、私の作品は埋もれてしまっています。

自分の作った物を知っていただくためには、SNSを使おう!という流れになっていて、SNSなど全然やった事もなかったんですが、アカウントを作り、自分の作品の写真を投稿してみました。

でも、他の作家の皆さんは、ほんとにおしゃれな投稿や、リールなども使いこなしていて、私にはうまく続けることができませんでした。


Instagramを続けることができたら始めてみよう

Instagramで、ハンドメイドの投稿するためには作品がないと投稿することができません。

私は、散歩が好きなので、途中で目にする「お花」や「空」や「海」など、見て癒やされるものを投稿することにしました。

それを1か月間、続けることが出来たならブログを始めようと思いました。

散歩中には、いままで見たことはあっても、名前を知らない草花がたくさんあります。そのことにも驚きました。
お花の写真を撮り、自分も癒やされながら、知らないお花の名前をGoogle先生に教えてもらいながら、毎日のように投稿していると、音楽をつけたり、リールなども作れるようになってきました。そして、投稿するのか楽しくなってきました。

Instagramの投稿をはじめて1か月があっという間に過ぎました。そして、意を決して、4月1日からブログを始めました。

継続するのは、大変な事だけれども、うまく文章が書けなくても、私なりの言葉で、できる時にゆる~く書いていこうと思っています。